通信システム革命 communications system Revolution 2003 5 6
「日本の通信システムで起きている革命」
現在、日本のインターネットの通信事情は、
通信速度においては、ADSLの「12Mbps」が標準になりつつあります。
これが急速に普及したのは、通信料金の低価格競争によります。
さらに、このサービスにIP電話(IP telecommunication system)をセットしましたので、
ADSLの普及に加速がつきました。
IP電話というのは、普通の電話より、電話料金が安く、さらに、
同じ提供会社のIP電話同士の通話ならば、電話料金が無料となっています。
こういう状況に、「100Mbps」の光ファイバー通信システムが攻勢をかけています。
今のところ、ADSLの「12Mbps」が優勢ですが、やがて、5年後には、
「100Mbps」の光ファイバー通信システムが標準となるでしょう。
さらに日本では、無線LAN(wireless LAN)が普及する可能性があります。
無線LANによって、街の至るところで、インターネットができるようになるのです。
公衆無線LAN(public wireless LAN)の普及によって、
ノートパソコンがあれば、どこにいてもwirelessで、インターネットができるようになるでしょう。
これで、旅客機の中でインターネットができるようになればベストでしょう。
日本からヨーロッパまで飛行機で10時間以上かかります。
時々刻々と変わっていく国際情勢に国際経済を考えれば、
10時間以上もインターネットや電子メールができないと、
これはリスクに等しい。
定年退職した人ならともかく、世界を相手に仕事するビジネスマンにとっては、
飛行機に乗っている10時間以上の、情報の空白はリスクに等しい。